無からのビルメン

無職、無資格、職歴無からの再スタート

生活費?もちろん無いよ

○資格申し込みで破産寸前に

危険物乙4 4600円

電気工事士2種 9300円 (ネットから申し込んだ場合。通常は9600円)

冷凍機械責任者2種 11100円

テキスト 計約8000円

 

ちょ、ちょっと待って!? なんで金もらうためにこんなに金払ってんだ...

ちなみに会社からの補助はゼロ、受かっても一時金等はありません。ビルメンならよくあることかもしれませんけどね。免状取得後の給料にのみ反映されます。

 

日程もなかなかに詰まっており、乙4→二週後に電工2種→二週後に冷凍機械 だったため、申し込み後即勉強開始。仕事はとりあえず言われたことだけはこなして、あとは現物を覚えるより先にまず紙で受かってから考えよう、の精神です。心ここにあらずで怒られることだけないようには、一応注意しておりました。

 

 

○勉強をはじめてみる

最初にあるのが乙4だったので、とりあえず参考書を眺めることに。

「資格コンプある人もいるから、紙の本ひろげて堂々と勉強するのは遠慮しといた方がいいよ。」という先輩のありがたい忠告前だったため、これだけは紙で買ってしまっていました。...ってよりむしろコレ読んでて言われました。

冷静に考えると、何もやることない待機時間にスマホゲーポチポチしてる人より勉強してる人の方が嫌がらせされるかもというのは相当に意味不明ですが、ここはビルメンの流儀に従うほかありません。

 

数日かけて一周眺め終わり、過去問に手を付けたところ「なにッ 全く解けない!」

工業高生でもバンバン取れるという前知識のせいで、まさか暗記する部分がそれなりにあるとは!とテキスト読了後に気づく舐め舐めっぷり。反省して要点しっかり覚えtaroになることを決心したのでした。資格一個目からこんな体たらくで、果たしてどうなっちゃうの~?

 

 

○もしかして...ここが天国?

入社してしばらくでやったことは点検の補助、フィルターの掃除、棟とモノ(ポンプ,給排気,チラーetc)の配置確認などなど...メガー(絶縁抵抗計)は当初触らせてもらえず、見ているだけでした。

今まで働いた所(といっても、全てバイト)では程度の差こそあれ完全に何もしないでいる時間は無かったため、まずは待機時間の存在に驚きました。いや、ビルメンブロガー諸氏のサイトで「ある」ことは知識としてわかっていても、実際に野郎どもが集まって適当に雑談している姿はある種壮観ともいえます。

ただでさえ、あまりの楽さに驚いていたのに「mentaro資格なんもないんだって?今日は俺らで勝手に点検するから、そこで勉強してていいよ」等と言われては、先輩の動きに気を配りつつ勉強taroになるしかありません。傍目には先輩に全てやらせつつスマホをイジイジする根暗社員の構図でしたね。社会人って、こんなんで金もらっていいんだ...(毎日驚愕生活) (続く)