無からのビルメン

無職、無資格、職歴無からの再スタート

軽視される「努力と継続」の才能

 

いわゆる自称進学校の高校に通っていた頃、勉強のモチベを上げる逸話として「彼女にフラレたことがキッカケで偏差値20台から1日18時間勉強して偏差値80まで持っていった予備校講師が居る。君たちもやる気さえあればどこまでも伸びる!」という話を飽きるほどされました。今の今まで事実だと思っていたこの逸話、念のため調べてみたら思いっきり嘘まみれだったようです。受験界はビリギャルを始めとして『やる気と正しい勉強法で逆転!』みたいな嘘話が多すぎてやんなっちゃいますね。

やろうとすれば私だって一応事実の範囲内で『偏差値20台から難関国立大の後期にトップ合格!』という書き方もできますよ。でもそれは高2の頃に受けた東大模試の数学で1問も解けずに偏差値29を叩き出したという一度きりの出来事であって、上記の謳い文句で本なんか出したらハッキリ言って詐欺でしょう。15年以上信じてた話が大嘘だったショックで余談が長くなりました。

 

かつての難関大、現女子枠大学のオープンキャンパスに行ったとき、スクリーンに在校生アンケートが映し出され「この大学に受かる為には1日何時間の勉強が必要か?」という問いに対して最も多かった回答が3~4時間でした。私は当時放課後に4時間勉強するのをルーティーンにしており、それでも到底届かないランクの大学と感じていたのでこの結果には驚き、「嘘を付いている人が多いか、私ごとき比べ物にならないくらい元から能力が高いやつの世界なんだ」とガッカリして帰ったのを覚えています。

さて、そこで足りないからには量を増やすか質の改善にあたろうと考えるのが受かる人間ですね。既に勉強の習慣を身に着けている者が質を急上昇させるのは難しい。田舎すぎて大手予備校などないですし、そもそも私は塾に通ったことがありません。それならば答えは一つ、勉強時間を増やして夢を掴むぞ~!...となれる人は、その時点で大いなる努力の才能に恵まれています。私はそこで腐ってしまい、1年後不合格。

しかしながら、現実には私の側が多数派ですね。継続して長時間机に向かえるという特殊技能は、大学受験生のみならずあらゆる年代から軽視されています。電験を例としても「私は受かるまでに2000時間以上費やしたダメな人間だから...」なんて言い出す人は一人や二人ではありません。卑下するというより、誇るべきことなのに... Twitterでは普段の生活で会わないレベルで優秀な人たちに見られるので、恥ずかしいという意識が出てしまうのかもしれませんね。もっとも彼らの場合元からデキるうえに努力は当然でしょ!という意識を持っていそうですが。

それはともかく、理解力に優れていて倍の効率で進むが1日1時間くらいで飽きてしまう人と、コツがわからず半分の効率だが日に5時間継続できる人では後者の方が結果を出しやすく、さらに長時間机に向かい続けると効率は0.5から徐々に1へと近づくのは資格受験生の皆さんにはわかってもらえることでしょう。今ならAIに聞けば相当わかりやすく答えてくれますし、理解力コンプ民も効率アップのチャンスをサクッと掴めるわけですからね。凄いですよ、2026年のAI。

 

今日、私は電験二種二次試験が終わって以来久々に勉強の為に図書館に行きました。「慣らしで4時間くらい集中するか」というつもりが蓋を開けたら2時間で飽きて帰宅。そのままダラダラし、惰性でブログを書いています。

・二種受かっているので、需要の低いエネ管は取れなくてもいいやと思っている

・そもそもエネ管の難易度をナメている

・にも関わらず標準の計算問題を完全に忘れており萎えている

という、社会復帰間もない頃のハングリー精神があまりにも失われすぎてて哀れな結果となりました。

それでも、今月はじっくりと集中できる時間を伸ばして行き、6,7月にガッツリ仕上げる計画はまだ達成可能でしょう。その為には既に実行済の「上司に今年度の合格を宣言する」だけでは足りてなさそうなので、できる限り毎週、勉強時間をツイートすることを目標にしていこうと思います。三日坊主の天才なので"毎日"は最初から不可能。おまけに見栄っ張りなので0hの日はスルーしてしまいそうなので週単位がベストかなと。

お暇な方はご注目。8月2日の私がどんな表情でツイートをしているか、ご期待ください。

求む、ビルメン以外の復帰策

 

昔の記事では私が無職脱出した流れを書いてあるんですけど、今更遡る人も少なそうなのでざっくりまとめると

大学1年目から不登校、中退→長期ニート→地方のビルメン入社→資格いろいろ取得→都会のビルメンに転職、という流れです。自分で言うのもナンですが、同じ状況の人間からすればかなり成功している部類だと感じてます。

知人にこの経緯を話すと「へぇ~、でもせっかく良い大学入れる頭があったんだから、ビルメンは勿体なくない?」と言われることがちょくちょくあります。その場は適当に返すのですが、多分コレ言ってくる人は考えずにテンプレ会話を投げてるパターンだと思うんですよね。

客観的に見て、高卒30代・ニート10年・正社員歴なし・資格なし

という美緒48歳予備軍みたいな状況から『良い仕事』に就く再現性の高い道があるなら、是非具体的に教えて欲しいです。私自身は既に電験二種まで進めてしまったこともあって完全な別業種に移ることはないでしょうけど、知人にアドバイスをするときの弾をビルメン一本から増やしたいという気持ちがあるんです。

 

仮に数年前の社会復帰前に戻されたタイミングで神が顕現し、「ビルメン系の仕事はNGで☆」と縛りプレイを課されたら、正直何も思いつきません。当時面接その場で採用を言い渡された清掃管理の仕事は、残業もあると聞いていたので長くお世話になることはなかったでしょう。深夜ガソスタのバイトで日銭を稼ぎ、今もそのままという可能性が結構あり得そうです。世の中にビルメンという仕事があって良かった。

 

ヘータレイー老師の御言葉にもある通り、根性ナシでも務まる程度には労働強度が低いというのもポイントです。最近現れた「電験ドリームなど無い!持たざるものは施工管理をやれ!」というセコカン桜のおじさんには共感性が欠けていて、ガッツリ働き、ガッツリ稼ぐという価値観を持った人間は若い世代ではかなり減少しています。ただ、それ以前の問題として突然未経験が雇ってもらえるのか?年単位で続くヤツの割合はどれくらい居るんだ?と考えてしまいますよね。

確かに、既に600、700稼いでいる人が電験を取ったからといって未経験分野で給料は上がりづらいでしょう。っていうか基本は下がります。しかし、無 からの再起という視点でこれほどコスパに優れた資格はありません。少なくともビルメンならどの会社でも一目置かれることは確かです。

私のフォロワーには現在進行形で無職勢がいっぱいいるはずなので、似たようなルートで復帰する姿を後方腕組みしながら見たいのです...が、やはり長期無職になるとメンタルがやられるのか、就職以前に生きていくだけで精一杯の人もちょくちょく見かけます。私は「どこにも正社員採用されなくとも、流石にコンビニバイトくらいはできるだろう。全てがダメなら生活保護か~」というラインを引いていたため、現代の日本国で野垂れ死ぬことはないという思いからメンタルにダメージ負うことはなかったので、それだけはよかった。

 

話がちょっとズレましたね。ビルメンは最高の社会復帰策、電験(厳しいなら電工)で安定を手に入れよう!という啓発でした。記事の締め方が毎度同じようになってしまうので、今年の試験が終わったら文章の書き方を軽く学びたいかも。

 

勉強の時間は長く、期間は短く

 

ニート経験者にはわかってもらえると思うが、長期化するほど行動力が極端に低くなる。例えば16時に歯医者の予定があったとしたら、仮に早起きしていようとも歯医者が終わるまではソワソワして何も楽しめない。どんなに些細な「予定」だとしても心が縛られる感覚がある。私と似たタイプの人間は、結構多いのではないだろうか?

もちろん、試験が3ヶ月後にあるとしたらその期間は何かで時間を浪費するだけでも焦る。二種の勉強に追われている頃は休日に出かけても心が回復しきらなかった。まるで最大精神力が70%で固定されているかのようだったし、息抜きにゲームをすれば罪悪感すらあった。

そういう人間こそ、資格試験は一発で仕留めに行くほうが向いているのは自明だ。例えば電験で「勉強が間に合わないので○年計画で...」「今年は仕事が忙しいから...」って人は、Twitter更新停止率も高い。逆に「4科目同時にチャレンジしてみよう」「2回に分けて1年で受かるぞ!」という人は、仮に計画が崩れて科目不合格になったとしても最終的には通って喜びの声をあげている。特に仕事をしながら、数年かけてコツコツ勉強できるヤツなんてハッキリ言って異常だ。

早く終わらせて、暇を使って存分に遊ぶべきだ。独り身のオタクならゲームアニメ漫画を擦った方が楽しいし、子供が居るなら資格なんぞより一緒に遊びに出かける方がいい。中には仕事人間もいるでしょうけど、それだって紙とノートのお勉強より実務向けの本を読んだほうが役に立つ。その結果として...落ちたとしても本気モードでやった期間が長いほど次回受かりやすいなんてのは誰でもわかる。

 

昨日今日は休みだったのでWBCの為に入ったネトフリでブレイキング・バッドを2シーズン観て影響を受け、書店で元素記号の本を買い、バーガーキングに行き、はま寿司で小学生のようにサーモンを連打した。皮肉抜きで最高だ。11月中旬に電験二種を受けてから、気付けばもう丸4ヶ月。途中で勉強勘を維持するためのFP3級は受けたものの、あとはノー勉。この期間あまりにも快楽を浴びすぎた!

今年エネ管ビル管にW合格して来年からは気兼ねなく快楽の宴を開けるよう、そろそろ始動していこう。こんな楽しみを1年も延期するなんてまっぴらだ。

 

かわいい子にはムーを読ませよ

 

選挙の日はさすがにTLも一色に染まりましたね。古来からの教えに従い、Twitter垢で政治の話はしなかったのですが、ブログなら許されるかな。私はチームみらいに入れました。前回の参院選の時も同様。

政治については無知無知もいいとこなんで大雑把に言うと「老人たち(自民・民主)の権力争いから一歩離れた領域で、国政の無駄な部分を切り捨ててくれる存在」になれる可能性を信じたからです。

そんなわけで自分が良いと思った党の躍進に喜んでいたのですが、何人かのフォロワーが「結果が怪しすぎる!票が操作されている!」と呟いていたので唖然としてしまいました。前職の老人ホームみたいな職場ならともかく、普通に働き盛りの年齢してそうな...それどころか難関資格にも受かってそうな人がコレを言うのか...(困惑)

 

小学生の頃、父の書斎は難しそうな本で埋め尽くされていました。そんな中、毎月のように月刊ムーという雑誌が積まれる姿は異色で、他に読めそうな書籍のなかった私は夢中でしゃぶり尽くすに至ります。「アポロは月に到達してないんだ!」「HAARPによって日本中の通信は全部アメリカに盗聴されているんだ!」と興奮しながら感想を語っていたら、父が一言。

「大人になってからこういうものに騙されないようにするために、今のうちに好きなだけ読んでおきなさい。」当時は自分で買ってきておきながらなんて夢のない野郎だと思ったものですが、時が経ち、インターネットを使えるようになり、検索して情報の取捨選択ができるようになる頃には...和多志は『氣』付きを得てアセンションに成功していました。

 

ええ、こんな語り口しつつも私は陰謀論が大好きですよ。911自演説のドキュメンタリーは何度も見ましたし、極端なところで地球平面説なんかは「信じている人達にとって、海の端はどういう扱いになるのだろう」等考えるだけでも良い(?)時間潰しになります。

 

しかし、トンデモマンとは距離があるから笑えるのであって、フォロワーが言い出すに至っては流石に和多志のスピリチュアルなステージが穢されている感覚があり、即座にレプリティアンを抹殺し水素水を飲んで氣を整えなければという使命感に駆られてしまいます。よく一緒にゲームで遊んでいた友人が「コロナはただの風邪!」とか言い出したときは涙出そうになりました。曰く、「身内に感染者が居ないのに世間が大騒ぎしているから」と。観測してない→存在しない になるのかよ...(例の画像省略)

 

今回の選挙で言えば「大規模な支持母体もない党が突然こんなに躍進するのは異常だ!」という話がありますが、ならば発覚した際にリスクがクソデカすぎる方法を使ってまで全国各地の票を操作してくれる程度に大規模な支持母体は誰なのかという風に循環しますよね。

まだ、「中道は支持母体である宗教団体の支援を受けて得票しすぎている!異常だ!」という話の方が 公然の事実  確かにと言ってもらえそうでしょう。

 

「まず実現可能か」→「バレずに、あるいは世界を騙しきって実行できそうか」→「メリットはどの程度か」を一通り考えたうえで見る陰謀論は面白いです。が、やはり✞世界の真実✞を暴きたい気持ちがムラつくと危険なのかもしれません。

子育て中の皆さまにおかれましては思考力をつけるための下準備として、漢字ドリルよりも月刊ムー、オススメしますよ。

 

保険としての資格取得

 

昨年末に転職し、年始に勧誘してきたプ◯デン◯ャル営業の友人は今いったいどういう気持ちで騒動を眺めているのか。最近疎遠だったとはいえ、幼稚園から中学まで一緒だった奴なので心配です。独り身なので月々いくらの保険には入ってないです。そんな金は全部NISAに注ぎ込んでます。事故で死んだら灰左様なら。

 

さて、私はもともと楽天家なので、シンギュラリティ教信者です。近年のAIブームが起こるずっと前、ムーアの法則という言葉を知ったときから薄々そうでしたが、昨今の動きを見ていると2045年まで待つことなく、人間の生活は劇的に向上するのではないかと想像しています。

 

細かい話はググればすぐ出るので簡単に

①AIが賢くなって人間の研究者レベルの知能を超える

②世界トップクラスの人でも理解できない頭脳が、より改良されたAIを創る

③人類には理解も及ばぬような素晴らしい発明が次々生まれ、労働の必要すらなくなる

 

2026年初頭の時点でこんなことを言っている人は誇大妄想扱いされても仕方ないですし、現に職場でこの話するとちょっと引かれるのですが、アメリカの大金持ちや大企業が資金をドカドカ投入している時点で、目はあるかなと。高性能AIが人類最後の発明になり、あとは眺めるだけ。

ラーメンを手掴みで食べる樋口円香の画像を笑っていた時点から3年ちょいで、本物と見分けのつかない動画が簡単に生成されるようになりました。じゃあ、10年後には...?

もしも上手く行けば、話は終わりです。私の妄想じみた文章など気にする必要はなくなり、医療が進歩し寿命が飛躍的に伸びた世界で好きなことだけをして一日を過ごす、楽園のような生活を送るようになります。

電験なんか要りません。AIが必要な知識を脳に直接インプットしてくれるし、それが嫌ならスマートグラスorコンタクトのインターフェースに必要な情報が瞬時に表示されます。"資格学習"という言葉は「あぁ、昔は知識を記憶に留めるために、『本』や『ノート』というモノを使って『勉強』をしたんだよ。君たち若い世代は知らなくて当然だが」と懐かしがられる存在になるわけです。

 


さて、上の話は全部嘘です。そんな時代は生きてるうちには訪れません。いや、未来永劫来ないかもしれない。AI産業は真実ではなくバブルで、現状から少し賢くなっただけで開発は終わり、パワポ作りのサポート程度に使えるツールに天文学的な金額が費やされていただけでした、というオチ。

私からするとこっちの方が考えづらいですが、可能性としてはゼロではありません。じゃあ、そうなってしまったときに仕事で何かを成し遂げたわけでもなく、他人と差別化できるような資格もなく、現状のまま定年まで(或いはそれ以降も)仕事を続ける?

嫌なので、強そうな資格を取りにいきました。長期ニートが仕事をバリバリこなして評価されるように変化するのはハードすぎると思ったからです。そして、その方向は現状かなり上手くいっています。つまり、最悪に近い未来が来たときの保険として勉強しています。

 

ビルメン的には

無資格&職歴ゼロだと、人手不足の会社になんとか滑り込める。

電工+αを取った時点で、人間関係に嫌気が差したら他社に動ける。

電験三種を取ると、もっと待遇の良い会社でストレスなく働ける。 (←イマココ)

電験二種を取ると、このまま居ても良いし、最上位系列に動いても良いし、今後需要が高まるデータセンター等で高給取りも目指せる。最悪、仕事に疲れたら名義貸しだけで座ってるだけのヤバいジジイになれる。

 

辺りが共通認識だと思っていて、二種のトコは想像も入ってますがまぁ大体この通りではないでしょうか。おや、AI信者がデータセンターと結びつく可能性ありそうでワクワクしますね。成長するに従って「頭の良い奴等には敵いっこない。人類の最先端に立つ何かに関わるのは不可能だ」と思ってましたが、別の形で繋がれるかも?

 

それはともかく、無資格から電験二種合格まで2年ちょい。もう既に人生の不安は全くありません。何かむしゃくしゃして犯罪とかに手を染めなければ今後は安泰だと思います。

 

「オチは自慢かい!いいなこの野郎💢」と思った人が同じように勉強をおっぱじめてくれたら、似た考えの人が増えた気持ちになるので私は嬉しいです。終わり。

【資格取得記 6】第二種電気主任技術者 (電験二種) その2 二次試験参考書感想、学習計画

続き。

 

電力・管理

◯これだけ電力・管理 計算編

★★★★ (+0.5。星半分って打てないんだ(^_^;))

二次対策最初の一冊はこの本しか選択肢がありません。とはいえ中身をスムーズに周回できる頃には二次試験の難易度普通くらいであれば太刀打ちできるパワーが身につきます。一発合格を目指すなら、一次試験後と言わず早めに購入して読み進めるべき良本です。

 

機械・制御

◯これだけ機械・制御 計算編

★★★★ (+0.5)

↑とほぼ同じです。R7年度のような標準問題で構成されるならこれ一冊だけでも良かったな、と思ったんですがまぁ結果論。

 

二次試験全体

◯電験二種完全攻略 二次試験対応 不動弘幸

★★★ (+0.5)

これだけ電管、機制を「終えた後に」挑むべき壁。本番でイジワル問題が出ない限り、計算についてはここまでで仕上がります。論説パートは単なる事実の羅列が多く、個人的にあまり活用できるとは感じませんでした。

 

◯戦術で覚える!電験2種二次計算問題

◯キーワードで覚える!電験2種二次論説問題

★★★

「これだけ」と「完全攻略」を併用してもなお頭にハテナが浮かぶような問題に対してダメ押しの3番手として起用。そんな使い方だったので実際に活かせたのは数問分ですが、金を惜しんで本番でピンポイント直撃を食らうよりは、買って良かったと思います。

 

Youtube

Aki塾長、電験123、Taira、ノラユウ、電験王、電気の小部屋 (敬称略)

大変お世話になりました。この場で御礼を申し上げます。

 

 

【学習計画】

24年夏に三種の合格がわかり、来年は二種を目指すぞ...と決意をしたのもつかの間、日勤オンリーから宿直へ変更の命令がくだり、2ヶ月程度は帰ってからやる気にならず。11月末に三種免状が届いてからなんとなく転職登録をしたところトントン拍子に進み結局退職。現職はじめの頃は覚えることが多くクタクタ。その時点で25年6月も終わろうとしており、「流石に一発合格は無理だ。一次試験をなんとかしよう」の状態に。少なくとも理論を翌年に残すわけにはいかないと判断し、重点学習を開始しました。

 

大まかな学習時間

2024

8月 電気数学 60h
9,10月 数学20h/理論30h 計50h (2級ボイラーと並行)
11,12月 理論80h
123月前 理論50h (転職活動・引っ越し)
3月後 電力・管理 (有給消化中)

4,5,6月 理論50h (新職場が思ったより忙しく、言い訳にして勉強サボり。)
7月 理論60h/電力20h/機械20h
8月 理論20h/電力30h/機械50h/法規20h 計120h
9月 電力・管理120h
10月 電力・管理40h / 機械・制御80h
11前 電力・管理40h / 機械・制御20h

 

数学 80h

理論 290h / 電力 50h / 機械 70h / 法規 20h 計 430h

電力・管理 250h / 機械・制御 100h 計 350h

三種合格時からの積み上げ 約860h

 

7月に理論の勉強をしている最中に突然(理論、そこそこ解けるようになってきたな。電力と機械に手を出してワンチャン狙ってもバチは当たらんかな...?)と電験王周回を開始。三種は余力を残して合格する程度の基礎知識があった点、理解よりもとにかく1問でも正答を書き込むためにスピード重視で解きまくった点が功を奏し、なんとか一次試験を突破できました。

 

そこまでは序章で、受験者誰もが知るように、問題は二次試験。とりあえず「完全攻略」を始めるも何を言ってるのかもわからない状態。twitterの二次試験受験グループに誘ってもらうという僥倖を得るも、話し合っている内容が1ミリも理解できない...

ということで「これだけ」シリーズで基礎固めを開始。時間を掛けて周回しているうちにメキメキ力がついてくるのを実感しました。やはり成長の鍵は時間×集中力×効率なんだなとガタイで分析。

 

(当時の学習内容。二次受験者の方々にはハイペースな頑張りがわかってもらえるはず!)

とにかく正攻法では時間がないのは明白だったので、出題パターンから捨て分野を選出。最終的にノータッチは火力・対称座標法・V結線・四端子定数・パワエレ・直流機。半分捨て(易しい問題のみ解いた)たのが同期機。その結果は...計算で対称座標法が出題されたので半分失敗w

ただ、対称座標法なんてモンは猛者の集う二次受験者でも割と捨てていた人が多かったようで、合否を分かつ一撃にはならなかったのがラッキーでした。

 

 

【反省】

良かった点

・エネ管とのダブル合格を目指さなかった

もし狙ってたら仮にエネ管受かっても二種がボロボロで一次すら厳しかったかも。一本に絞ったからこそのラッキーがありました。

 

・難問は無視!標準的な問題までを落とさないような勉強をした

中退マンとはいえ、大学受験の苦い経験は無駄ではありませんでした。当時、ハイレベル問題の解説読みに時間を浪費したあの記憶。どんな試験だろうと、1~7までの難易度は息をするように解ける状態でないと8~10の段階に手を出してはいけないという真理。二次試験の過酷なセット相手でも、標準的難易度だった電管の問3,5、機制の2,4で得点を積めたのが勝因なのは間違いありません。

 

・論説に時間を掛けなかった

結果論ですが...今年の問題はたとえ500時間を論説に費やしてようとも問4の5~10点分程度しか変わらなかったのではないかと思わせるような構成でした。計算ミスで失点せず、論説は最低限の時間で最大に近いパフォーマンスを得られました。問1,6は元々無理や。

 

・参考書の手を拡げすぎなかった

やはり受験の鉄則なのでしょう。二次試験は「これだけ」と「完全攻略」の計3冊を基本として、理解の難しい点のみを動画なり覚えるシリーズで補完しただけなので、余計な難問知識が入って惑わされることがありませんでした。

 

・運

Youtubeでたまにお世話になっていた電験123氏の動画で「簡易式に頼らない、厳密な電圧降下の立式」についての講義があったため興味深く繰り返し見ていたところ、何と電管問3-1はソレを活用してくださいとでも言うような形式での出題。もし、なんとなくで動画再生をクリックしていなかったら...マイナス15点は確実にアウトのライン。好奇心の勝利とも言えますが、そこがまさに本番で出るかは「運」の領域に近いと思います。

 

悪かった点

・絶対的な勉強時間の少なさ

転職活動、転職後の仕事覚え期間があったとはいえ、本気になってればあと300時間は上乗せできたはず。仮に落ちていたら「あと少しだったはずなんだ...あと少し...」の後悔を抱えながらの2026年になっていたと思うと本当に紙一重の差でした。偉そうに言える立場じゃありませんが、今年二種の初受験を考えている方、今日から始動してください。落ちた組は11月からもう動いています。

そもそも時間さえあれば捨て分野のうち対称座標法くらいは拾うことができ、もっと安全圏から合格発表の日を待ち望めたはずでした。

 

・科目ごとの時間配分

理論一極集中した結果本番は85/90点と望外の結果だったので、得点率ギリギリの電力/機械/法規に割り振るのが普通の戦略ですよね...試験突破を目標とした時点で一発合格へのスケベ心をもっと強く持つべきだったんだ。

 

【学習環境】

自宅で全ての学習を進める人以外は、大至急タブレットを準備し本はkindleで買うべきです。紙の良さとか幻想です。図書館に重い本を何冊も持って行く必要はありません。

私が紙で買ったのはkindleに並んでいなかったもののみで、渋々です。

 

常時家で勉強できるような意志の強い人は、やはり稀だと思います。図書館や大人用自習室に行きましょう。

【資格取得記 6】第二種電気主任技術者 (電験二種) その1 概要、一次試験参考書感想

合格してました!超ハッピー!!!!!

 

てなワケでいつものやります

 

【受験機会】年に1回

一次試験(8月下旬)と二次試験(11月上~中旬)の両方に合格する必要がある。

 

【受験資格】必要なし

【受験料】13800円

【申請費用】(※後で追記)

【期間】

・試験から発表まで...一次試験は半月後に発表。二次試験は約2ヶ月半かかる。

・発表から結果はがき到着まで...約10日

・免状申請から手元到着まで...約2か月

【科目】

一次試験は三種と同様「理論」「電力」「機械」「法規」の4つ。択一式。

全て正答率60% (54/90点)以上で二次に進める。

 

二次試験は「電力・管理」「機械・制御」の2つ。記述式。

得点率60% (108/180点) 以上で最終合格。

 

私の結果は理論85/90、電力60/90、機械63/90、法規64/90。

二次(自己採点)は電力・管理 69/120 前後、機械・制御 49/60 前後 で計118/180点(65.5%)程度だと思われます。

 

【使用教材】

★の数で5段階評価していきます。

普通科高校理系卒の評価ですのであしからず。



 

数学 (理論の前提)

 

◯いちばんよくわかる電験二種数学入門帖 石橋千尋

★★

説明が薄い...というより「二種に挑む時点で高校数学は当然修めているだろうから、古い記憶から引っ張り出してあげよう」的な教え方。こんなモンでスタートしたら心が折れてしまいます。誤植も多し。

 

◯電験二種 合格の数学 石井理人

★★★★

市販かつ二種の数学に特化したわかりやすい本はコレしかないと思い購入。こっちをある程度進めてから↑の本に戻るとちょうどいいレベルではないかと。

 

◯徹底図解 基本からわかる電気数学

★★★★★

「正解」の本。迷ったらこれを手に取るべきです。

 

 

理論

 

◯電験2種 一次試験これだけ理論

★★★

この本が仮に大学受験の物理参考書として並んでいたら平凡で手に取られることはなかったかもしれない。しかし、参加者の少ない電験二種ともなると本を出してくれるというだけでありがたく、一定の評価を付けざるを得ないのです。

実際のところ理論の入口としては悪くないですし、キッチリ回せば1冊で60%は取れるはず。ただし条件を捻られたときに苦しい思いをしそうな感じ。

 

◯ガッツリ学ぶ 電験二種理論

★★★★

↑の本パワーアップキット。来年度以降の受験者は基礎力があるなら「ガッツリ」シリーズで始動し、読んでも理解できないならば「これだけ」で土台を固めるのが王道になりそう。辞書的な使い方もできて良いのですが、合格を狙う目的としては明らかにイキスギなページも多々あり。捨て問の見極めがうまい人にとってはベストマッチな良書。

 

◯電験2種 過渡現象をラプラス変換で解く29年間 山岸健太

★★★★

理論に登場する過渡現象が年ごとに手を変え品を変えいやらしい設定を置いてることがわかる本。実用的な解法と暗記でとりあえず攻略する解法の両視点から攻めているのがgood。ただ、全てを飲み込むにはやや説明がハイレベルか。

 

◯電験二種 計算の攻略

★★★★

過去問をバシバシ解いて行けたり、二種の総仕上げを求めている人にとっては★5ありそうです。簡易かつ要点を重視した解説と、「これだけ」シリーズではお目にかかれないような、少し尖った問題構成。実際R7年度理論のうち一問(回転するヤツ)はモロにここから出ました。

ただ、私がこの本の良さを存分に活かすにはもう少し時間が必要でした。難易度やや高め。

 

機械

◯電験2種 一次試験これだけ機械

(評価不能)

時間がなく、あまり読み込めませんでした。ただ、もし勉強開始時に「ガッツリ」が展開されていたらそっちの機械版を買ったことでしょう。

 

 

法規

◯法規アプリ (スマホ)

★★★★★

三種の頃からの相棒。トイレの中で気張りながらぶん回すことで見事短時間での突破を支えてくれました。二種の対策するには網羅性が弱い?この試験は60%取れれば何でも良いんですよ!

 

 

一次試験全体

◯電験二種完全攻略 一次試験対応 不動弘幸

★★★

解答を直接載せてくれている構成は好みなんですが、やはり4科目を一冊でというのはかなり無理があり、抜け要素多数。

変圧器の結線特徴や中性点接地の比較など、視覚的に見やすい表を叩き込むために辞書代わりとして上手く活用すべき本です。

 

◯一次試験過去問マスタ ◯◯の15年間 電気書院

★★

使ってる人の多いシリーズですが、解説が難解で冗長でした。明らかに試験時間内に解き終わらないような答案で記述していて呆然。理論編の途中でタイパを求めて電験王に移行してしまいました。

擁護するなら...私のように短期間で攻略しようと思わず、年単位で腰を据えて理解を深めたい人には良いのでは(投げやり)

 

◯電験王 一次試験過去問pdf

★★★★

次々と進められるタイパが魅力な一冊。紙面の都合上解説の足りてない部分があるので、その際は「ガッツリ」シリーズ等で補完する必要があるかもしれません。

 

 

発表にドキドキしすぎて昨晩眠れなかったので今日はここまで。

二次試験と総括は次の記事に。